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あなたが教えてくれたこと
第5章 5
「声、聞かせて」

揺れながら催促される。

「それはっ……んんっ……」

長年慎ましく教育されてきた紫遠に、いきなり言われても難しいことだった。

「感じたままでいい。声を出してごらん」

額をつけた至近距離で見詰められ、促される。
浅く挿したり、深く潜ったり、緩急をつけながら弱いところを探っているようだった。

「何でそんなのが聞きたいの?」
「そりゃ、興奮すらから」
「えっち……」

軽く言われ、思わず吹き出した。セックスをしながら笑ったことも、初めてだった。

「あっ……そこ、好き……」
「ここ?」
「ああっ……そこ、そこですっ……」

角度が難しいのか、遼平は抱き締めるのを止め、腰を掴んで角度をつける。

「あ、駄目……ぎゅってするのは……やめないで……」
「いきなり注文増えるなぁ」
「感じたまま言えって……遼平さんが言ったくせに」

拗ねた振りをして笑う。
さり気なく『遼平さん』と呼んだことに胸は高鳴っていた。
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