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あなたが教えてくれたこと
第6章 6
感じないことがせめてもの遼平への誠意に思えた。紫遠は下唇をキュッと噛み、意識を逸らそうとする。
幸いにして羽での愛撫は擽ったさはもたらすものの、快楽はもたらしてこない。

赤と黄色に彩られた美しきその羽は、風に流されるかのごとく無作為に漂っては紫遠の身体を舐めていった。
鎖骨から下がり、乳間を抜けて下房を撫でる。
埃を払うように何度も往き来しながら次第に這い上ってきた。

「んふっ……」

羽先が乳輪に届き、紫遠は身体をびゅくんっと跳ねさせた。執拗なまでの擽りはいつの間にか焦れったい気持ちよさに変わっていた。

羽の毛、一本いっぽんが細かく肌の粟立ちを刺激する。
皮膚の内側を擽られているようだった。拘束されていると知りつつも、手脚に力を籠めてもがく。
薄く色付く乳輪をなぞるように羽先が回る。乳首には触れてこないのが狡猾な蛇のようなだ。
毒が回って相手が弱るのを待つ。そんな狡猾な邪悪さを感じてしまう。

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