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第3章 報酬と楽穴
「だから、リョウのトコしかナイんだって!」

「えーーー」

マジで嫌だ。

今までも、誰かオンナのコを自分のマンションに連れ帰ったことは無い。

ヤった後、とっとと帰ってくんないし。
キレイなシーツで寝たいし。
家の中のモノ、触られたくナイし。
シャワーとか使われるのもヤだし。
何より1人で眠りたい。
ってか、1人じゃないと眠れない。

しつこく理由を聞かれて、しぶしぶそれを伝えると。

「えー。じゃあさ。終わったらとっとと帰るし。シーツ、代えるだけなら私するし。シャワーも浴びない。なら、いいんでしょ。ね?断る理由ないよね?ね?あと、1ヶ月ナイんだから!お願い!」

「は?」

1ヶ月?なんのこっちゃ。
リミットあんのかい。

「...やー。言うつもりなかったんだけどー」

サキはやけにもじもじしながら、何やら惚気始めた。

「実はさ。まだ誰にも言ってナイんだけど、カレシ出来て〜」

「は??じゃ、そいつに...」

「もー!だからそれをこれから説明すんじゃん!最後まで聞いて!!」

「...わかった」

そもそも、時間決めてホテル入って。
時間ないんだけど。
そんな事を言ってもダメそうだ。
聞くしかなさそう。


サキは、3ヶ月近くも前に彼氏が出来たらしい。

初のことにドキドキしながらさり気にしていたが、なかなかどうして付き合うこと自体がスムーズに行かない。
というか、何から何までサキ任せで。
ワガママ言いたいサキからしたら、たょうどいい関係性ではあったのだが。
なかなか、“先”に進まない。

シビレを切らしたサキが問いただすと。

実は、向こうも彼女が出来たのが初めてらしく。
経験豊富のサキに、実は頼りっぱなしだったー。

というのが発覚した。

しかも、
「初体験」も、サキに任せる。
是非リードして欲しい。

「げ!マジ!?そんな事言ったのソイツ!」

思わず吹き出したら、サキにキツく睨まれる。
慌てて口を抑えた。

「だから、...期待に答えないとじゃん?」

意を決して、先日ホテルに行ったものの。
プレッシャーを感じてしまい、期待に応えられないと、逃げ出した。

ホント色々な理由があるもんだ。

その彼氏の誕生日が、約1ヶ月後にあるらしい。

「だから、その日は...絶対でしょ」

まぁ、それは期待してるだろうね。

「だから!時間が無いワケ」
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