この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater8.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
NEXT EXTRA
第4章 稜の秘密
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
「んあっ、りょっ、た、ぁああっ...もっ、もうっ」
抱きしめた腕の中でしがみつく稜が、耳元で声という声にならなく喘いでいる。
肌を合わせる音と、激しく荒い息でかき消されているようだ。
いや、稜の声が聞こえて来ないほど、俺も声を出してるのかも知れない。
それなのに、必死に俺の名前を呼んでる気がする。
というか、きっと呼んでる。
もう、俺も....っ。
「稜っ...、ああっ!」
体全体で感じていた快感が、突き抜けるように熱を放つ。
どのくらいだろう。
きっと、数秒。
時が止まっていた。
震える稜のナカが、より奥へと強く誘って。
我に返って、さらにぐっと腰を進める。
「くっ、はぁっ、はぁ...」
これまで以上にぐいぐいと締め付けて、根こそぎ持って行かれそうな感覚だ。
出し切ると、それまで一切感じなかった疲労感が急激にやってくる。
稜の体が、まだ大きく震えているけど。
分かってるけど、そのまま上にぐったりと覆いかぶさってしまった。
どのくらいだろう。
そのまましばらく抱き合って。
汗がしっとり顔を伝うのを感じて、また我にかえる。
すぐ目の前にある、稜の首筋や耳にキスをして。
このまま、唇キスもしたい。
なんとか力を入れて上体を少し起こす。
潤んだ瞳の稜と目が合うと、なんだか申し訳なさそうにしている。
「え?どうした?」
「...無理だったー」
小さな声でそう言って、首に抱き着いてくる。
「ちょ、...え?」
んな抱きつかれたら、今やっと起き上がったのにー。
と思う間もなく、稜の上に乗っかってしまう。
なんだなんだ。
彼女の息が耳にかかって、くすぐったくてたまらない。
「ダメだよ。やっぱり、羚汰のイクとこ全然見えない」
またしても小さく囁くから、意味が分かるのに時間がかかった。
そういや、イクとこ見たいって。
すっかり忘れてた。
くくっ。
また笑えてくる。
「なんで、笑うの?」
不服そうな稜が、体をズラし顔を少し離して驚いたように睨んでくる。
あー。ヤバイ。こんな変顔も可愛い。
「なーんでも」
腕の中に今1度閉じ込めて、また微妙に表情を変える顔を見つめると、唇を重ねた。
抱きしめた腕の中でしがみつく稜が、耳元で声という声にならなく喘いでいる。
肌を合わせる音と、激しく荒い息でかき消されているようだ。
いや、稜の声が聞こえて来ないほど、俺も声を出してるのかも知れない。
それなのに、必死に俺の名前を呼んでる気がする。
というか、きっと呼んでる。
もう、俺も....っ。
「稜っ...、ああっ!」
体全体で感じていた快感が、突き抜けるように熱を放つ。
どのくらいだろう。
きっと、数秒。
時が止まっていた。
震える稜のナカが、より奥へと強く誘って。
我に返って、さらにぐっと腰を進める。
「くっ、はぁっ、はぁ...」
これまで以上にぐいぐいと締め付けて、根こそぎ持って行かれそうな感覚だ。
出し切ると、それまで一切感じなかった疲労感が急激にやってくる。
稜の体が、まだ大きく震えているけど。
分かってるけど、そのまま上にぐったりと覆いかぶさってしまった。
どのくらいだろう。
そのまましばらく抱き合って。
汗がしっとり顔を伝うのを感じて、また我にかえる。
すぐ目の前にある、稜の首筋や耳にキスをして。
このまま、唇キスもしたい。
なんとか力を入れて上体を少し起こす。
潤んだ瞳の稜と目が合うと、なんだか申し訳なさそうにしている。
「え?どうした?」
「...無理だったー」
小さな声でそう言って、首に抱き着いてくる。
「ちょ、...え?」
んな抱きつかれたら、今やっと起き上がったのにー。
と思う間もなく、稜の上に乗っかってしまう。
なんだなんだ。
彼女の息が耳にかかって、くすぐったくてたまらない。
「ダメだよ。やっぱり、羚汰のイクとこ全然見えない」
またしても小さく囁くから、意味が分かるのに時間がかかった。
そういや、イクとこ見たいって。
すっかり忘れてた。
くくっ。
また笑えてくる。
「なんで、笑うの?」
不服そうな稜が、体をズラし顔を少し離して驚いたように睨んでくる。
あー。ヤバイ。こんな変顔も可愛い。
「なーんでも」
腕の中に今1度閉じ込めて、また微妙に表情を変える顔を見つめると、唇を重ねた。
![](/image/skin/separater8.gif)
![](/image/skin/separater8.gif)