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第10章 再び部長との夜

「さて、俺も動いて楽しませてもらうぞ」

　言うが早いか、璃子の腰をつかみながら、シンボルの運動を開始する藤崎。

　花筒にギュッと抱きしめられているシンボルを、出し入れしたり、色んな方向に動かしたりしていく。

　焼け石のように熱くて硬いシンボルに、花筒の中をかき回され、こすり上げられ、璃子は切なげな声をあげた。

「あぁぁっ！　んぁぁっ！　あんっ！　あぁぁんっ！」

　藤崎の動きは初っ端から激しく、二人がぶつかり合うパンパンという大きな音が寝室に響く。

　璃子の花筒を思う存分味わっている様子の藤崎が、再び璃子に意地悪く尋ねた。

「俺のモノの感触を、もうしっかり覚えただろうな？」

「あぁん……あんっ！　はい……あぁ」

「どんな感触か言ってみろ」

「あぁぁ……硬くて……あんっ！　熱いです……あぁっ」

「このあと、中に出してほしいか？」

「ほしいです……あぁぁっ！」