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ちょいS部長の羞恥レッスン
第10章 再び部長との夜
支度を全て終え、藤崎が作ってくれた朝食を食べた璃子は、皿洗いなどは率先して手伝った。
藤崎は、家事については何一つ命令してこないものの、「何もしないのは申し訳ない」という気持ちが璃子にはあったので。
皿洗いを終えると、藤崎から「ありがとう」と声をかけられたので、驚きと共に嬉しくなる璃子。
藤崎が仕事上のことで部下を褒めるときはいつも「よくやった」「ご苦労」といった言葉を使っていたので、少なくとも璃子は「ありがとう」という言葉が藤崎の口から出たのを聞いたことは、今の今まで一度もなかったのだ。
だが、藤崎はさっさと出勤の支度を進めており、喜びに浸っているような時間は璃子にもない。
ここに来て改めて「今日は初めて、車で職場まで送ってもらえるんだ」ということを意識し、璃子はまた少し緊張してくる。
そして、二人の準備が整うや否や、「忘れ物がなければ出発するぞ」と言う藤崎の後に続いて、璃子も玄関へと向かった。
藤崎は、家事については何一つ命令してこないものの、「何もしないのは申し訳ない」という気持ちが璃子にはあったので。
皿洗いを終えると、藤崎から「ありがとう」と声をかけられたので、驚きと共に嬉しくなる璃子。
藤崎が仕事上のことで部下を褒めるときはいつも「よくやった」「ご苦労」といった言葉を使っていたので、少なくとも璃子は「ありがとう」という言葉が藤崎の口から出たのを聞いたことは、今の今まで一度もなかったのだ。
だが、藤崎はさっさと出勤の支度を進めており、喜びに浸っているような時間は璃子にもない。
ここに来て改めて「今日は初めて、車で職場まで送ってもらえるんだ」ということを意識し、璃子はまた少し緊張してくる。
そして、二人の準備が整うや否や、「忘れ物がなければ出発するぞ」と言う藤崎の後に続いて、璃子も玄関へと向かった。