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ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
友則の名を口に出され、またドキッとする璃子。
実際は、藤崎とは恋人関係を結んでいるわけではないこともあり、友則のことを吹っ切れたかどうかは璃子自身にもよく分かっていないのだった。
ただ、「友則君には新たな彼女もできたことだし、もし今後またバッタリ出会っても、少し気まずいだけで、そのうち普通の態度で接することができるようになるかも」という気がしていたのは確かだ。
黙りこんだ璃子を怪しむ様子もなく、彩乃が言葉を続ける。
「昨夜入手したばかりの、仕入れたてホヤホヤの新情報では、なんと友則君がまたしても彼女さんと破局したらしいからね」
「え?」
当然ながら、璃子には初耳だ。
実際は、藤崎とは恋人関係を結んでいるわけではないこともあり、友則のことを吹っ切れたかどうかは璃子自身にもよく分かっていないのだった。
ただ、「友則君には新たな彼女もできたことだし、もし今後またバッタリ出会っても、少し気まずいだけで、そのうち普通の態度で接することができるようになるかも」という気がしていたのは確かだ。
黙りこんだ璃子を怪しむ様子もなく、彩乃が言葉を続ける。
「昨夜入手したばかりの、仕入れたてホヤホヤの新情報では、なんと友則君がまたしても彼女さんと破局したらしいからね」
「え?」
当然ながら、璃子には初耳だ。