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ちょいS部長の羞恥レッスン
第11章 友則
璃子と彩乃が会社の前まで戻ってくると、右隣にあるビルの前に人だかりが出来ており、二人の目を引いた。
彩乃が思い出したような様子で言う。
「そう言えば、もうすぐお隣で増築工事が始まるらしいね」
「そうなの? よく知ってるね……」
感心する璃子に、彩乃が少し得意げになって言った。
「私の情報網を甘く見てはいけない、ということ! と言っても、昨日の帰りにここを通ったとき、偶然耳にしただけだけど」
「なぁんだ、そういうことか~」
「タネ明かしするんじゃなかった~。ともかく、来週からお隣がうるさくなる可能性はあるよ。うちらの事務室まで騒音が届いたら、嫌だなぁ~」
「そんなときは、事前に私たちにも連絡はあるでしょ。さぁ、お昼休みが終わっちゃうから、さっさと戻ろうよ」
「ああ、そうだったね」
二人は歩き出し、会社の出入り口ドアへ向かった。
彩乃が思い出したような様子で言う。
「そう言えば、もうすぐお隣で増築工事が始まるらしいね」
「そうなの? よく知ってるね……」
感心する璃子に、彩乃が少し得意げになって言った。
「私の情報網を甘く見てはいけない、ということ! と言っても、昨日の帰りにここを通ったとき、偶然耳にしただけだけど」
「なぁんだ、そういうことか~」
「タネ明かしするんじゃなかった~。ともかく、来週からお隣がうるさくなる可能性はあるよ。うちらの事務室まで騒音が届いたら、嫌だなぁ~」
「そんなときは、事前に私たちにも連絡はあるでしょ。さぁ、お昼休みが終わっちゃうから、さっさと戻ろうよ」
「ああ、そうだったね」
二人は歩き出し、会社の出入り口ドアへ向かった。