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ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
「ついてくるだけでいいから、心配するな。たまには、解放感のある屋外でも、俺は色々と楽しみたいから、お前を連れて行く……それだけだ」

「ええっ。外で何か……私になさるおつもりですか?」

 璃子は一気に気が重くなる。

 先日、職場の資料室での行為ですら、「思い出したくもないくらい恥ずかしい」と思う璃子にとっては、「他の人がいる場で、変なプレイをされたくない」と思うのは当たり前のことだった。

「そうだ。何度も言っているとおり、お前に拒否する権利はない」

「で、でも……! そんなの、他の人に見られてしまっては……大変なことになります! あまり詳しくないですが、公然わいせつでしたっけ……そんな感じの罪に問われます」

「見られなければ、そして気づかれなければ、それでいいだけだろ」

「もし見られたときのことを考えると……そんなの無理です!」

「とうとう言ったな……」




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