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ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
「浴衣もですか?!」
「来月11日に花火大会があるからな。俺は毎年残業で見られなかったんだが、幸い今年は定時退社できそうだから見に行く」
「でも、ただでさえ色々買っていただいているのに……。浴衣も決して安いものではありませんよ」
「俺が買いたいから買う。余計な口出しをするな」
そう言うと、藤崎はマネキンが着用している浴衣をしげしげと眺め始める。
そのとき、30代ぐらいに見える女性店員が駆け足で二人に近づき、話しかけてきた。
「彼女さんの浴衣選びですか?」
その「彼女」という言葉にドキッとした璃子だったが、藤崎は平然と「仕事モード」のときの口調で答える。
「ええ。何かオススメはございますか?」
「はい。例えば、こちらはいかがでしょうか?」
こうして、浴衣選びが始まってしまった。
「来月11日に花火大会があるからな。俺は毎年残業で見られなかったんだが、幸い今年は定時退社できそうだから見に行く」
「でも、ただでさえ色々買っていただいているのに……。浴衣も決して安いものではありませんよ」
「俺が買いたいから買う。余計な口出しをするな」
そう言うと、藤崎はマネキンが着用している浴衣をしげしげと眺め始める。
そのとき、30代ぐらいに見える女性店員が駆け足で二人に近づき、話しかけてきた。
「彼女さんの浴衣選びですか?」
その「彼女」という言葉にドキッとした璃子だったが、藤崎は平然と「仕事モード」のときの口調で答える。
「ええ。何かオススメはございますか?」
「はい。例えば、こちらはいかがでしょうか?」
こうして、浴衣選びが始まってしまった。