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ちょいS部長の羞恥レッスン
第12章 再び週末
「おぉ、ラブラブじゃん! そういえばもうすぐ、同期の飲み会があるみたいだね。藤崎部長とお付き合いしている今の璃子なら、友則君とまた再会してももう気まずさはないでしょ。よかったね!」
彩乃の言う「同期の飲み会」とは、同期入社の社員の多くが参加する規模の大きいものだ。
部署の垣根を越えて親睦を深める意図で、定期的に開催されており、当然ながら営業部所属の友則も毎回参加している。
璃子は再び心の中で「気まずさ大あり。この前の、友則君からの電話も気になるし」と呟いた。
藤崎との今の関係を、8月11日以前に解消できるはずがないと分かっている璃子にとっては、幾ら友則がああいうことを言ってくれたとはいえ、その気持ちに応えることなど出来ないのだが。
彩乃の言う「同期の飲み会」とは、同期入社の社員の多くが参加する規模の大きいものだ。
部署の垣根を越えて親睦を深める意図で、定期的に開催されており、当然ながら営業部所属の友則も毎回参加している。
璃子は再び心の中で「気まずさ大あり。この前の、友則君からの電話も気になるし」と呟いた。
藤崎との今の関係を、8月11日以前に解消できるはずがないと分かっている璃子にとっては、幾ら友則がああいうことを言ってくれたとはいえ、その気持ちに応えることなど出来ないのだが。