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ちょいS部長の羞恥レッスン
第3章 戸惑う璃子
言い終わったあと、彩乃は璃子に向かってウインクをする。
内心「これは完全に『部長と二人っきりになれてよかったね』っていう意味だろうなぁ。こっちは大変な思いをしてるのに。明日、彩乃に何か尋ねてこられたら、どう言い訳しようかな」と思いつつも、この場では何も言えず、「また明日」と言って手を振った。
嬉しそうな笑みを浮かべたまま、彩乃は足取り軽く部屋を出て行く。
やがて他の社員2名も次々と挨拶してから退室していき、部屋には璃子と藤崎だけが残された。
しばらく無言のまま立っていた藤崎が、そっと辺りを見回し、誰もいないことを確認するような様子を見せてから璃子に言う。
「結論から言う。うまく行った」
内心「これは完全に『部長と二人っきりになれてよかったね』っていう意味だろうなぁ。こっちは大変な思いをしてるのに。明日、彩乃に何か尋ねてこられたら、どう言い訳しようかな」と思いつつも、この場では何も言えず、「また明日」と言って手を振った。
嬉しそうな笑みを浮かべたまま、彩乃は足取り軽く部屋を出て行く。
やがて他の社員2名も次々と挨拶してから退室していき、部屋には璃子と藤崎だけが残された。
しばらく無言のまま立っていた藤崎が、そっと辺りを見回し、誰もいないことを確認するような様子を見せてから璃子に言う。
「結論から言う。うまく行った」