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ちょいS部長の羞恥レッスン
第13章 プールにて
 クライマックスが通り過ぎると、璃子はすぐさま周囲を確認する。

 幸いなことに、どうやら周囲にはバレずに済んだようだった。

 少しホッとしたものの今度は、こんな状況下で興奮し、快楽を享受してしまったことに対する背徳感が璃子を襲う。

 璃子がバイブを抜き取る許可を得ようと口を開くよりも先に、藤崎が抜き取ってくれた。

 ますます安堵しつつも、背徳感やきまりの悪さは一向に消えてくれず、璃子は泣きそうになって言う。

「高虎さん……。こんなこと……もうやめてください」

「あんなに気持ちよさそうにしていたくせに、何を言ってるんだ」

「バレなかったから助かりましたが、もしバレてたら……どうするんですか」

 璃子の目じりには涙が浮かんできた。




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