この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ちょいS部長の羞恥レッスン
第3章 戸惑う璃子
内心「どんな場面であれ、部長が冗談を言ったことなんか、私の知る限り一度もないんですけど」と思いつつも口には出さず、璃子は首を振って答えた。
「そういうわけじゃなくて! ただ……私は今まで、恋人だった方お一人としか……その……そういう行為をしたことがないので……。こういうことは初めてなので……」
「だから、嫌だと?」
「そ、そうじゃないです……!」
怒らせたくない璃子は慌てる。
藤崎は全く怒る様子も苛立つ様子もなく言った。
「戸惑っているわけか。気持ちは分かるが、約束は約束だからな。島村も、まさか約束を破りたいわけではないだろう?」
「もちろんです!」
「じゃあ、もし嫌だとしても我慢してもらおう。それに、1ヶ月だけの話だ。永遠に続くわけではない」
「そういうわけじゃなくて! ただ……私は今まで、恋人だった方お一人としか……その……そういう行為をしたことがないので……。こういうことは初めてなので……」
「だから、嫌だと?」
「そ、そうじゃないです……!」
怒らせたくない璃子は慌てる。
藤崎は全く怒る様子も苛立つ様子もなく言った。
「戸惑っているわけか。気持ちは分かるが、約束は約束だからな。島村も、まさか約束を破りたいわけではないだろう?」
「もちろんです!」
「じゃあ、もし嫌だとしても我慢してもらおう。それに、1ヶ月だけの話だ。永遠に続くわけではない」