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ちょいS部長の羞恥レッスン
第16章 再びおもちゃを使って
屋外に出た途端、7月末の暑い日差しを受け、帽子の下で顔をしかめる璃子。
遠くからかすかにセミの鳴き声がしていたが、それをかき消すほど大きな音が、工事現場の方向から響いていた。
藤崎はこんな状況下でも、暑そうな様子も、うるさそうな様子も全く見せず、足早に建物裏手へと向かう。
璃子はまっすぐ藤崎の後についていった。
まもなく、草むしりの現場に到着した二人。
普段滅多に来ることのない場所ということもあり、雑草がそこかしこに茂っており、「なるほど、これは綺麗にしておかないと」と璃子は心の中で呟いた。
相変わらず涼しい顔で藤崎が言う。
「もういちいち説明しなくても分かってるだろう。手分けして、お昼までには終わらせる」
「はい、了解しました」
そして二人は黙々と草むしりを開始した。
遠くからかすかにセミの鳴き声がしていたが、それをかき消すほど大きな音が、工事現場の方向から響いていた。
藤崎はこんな状況下でも、暑そうな様子も、うるさそうな様子も全く見せず、足早に建物裏手へと向かう。
璃子はまっすぐ藤崎の後についていった。
まもなく、草むしりの現場に到着した二人。
普段滅多に来ることのない場所ということもあり、雑草がそこかしこに茂っており、「なるほど、これは綺麗にしておかないと」と璃子は心の中で呟いた。
相変わらず涼しい顔で藤崎が言う。
「もういちいち説明しなくても分かってるだろう。手分けして、お昼までには終わらせる」
「はい、了解しました」
そして二人は黙々と草むしりを開始した。