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ちょいS部長の羞恥レッスン
第19章 飲み会
 璃子をアパート前まで送り届けると、彩乃と友則は挨拶をしてから引き返していった。

 二人の姿が見えなくなると、璃子はとりあえず自分の部屋前へと向かう。

 しかし、中に入っても電気がつかず不便なので、その場で藤崎に電話することにした。

 帰りが遅くなりそうだということを伝えるためだ。

 何気なく腕時計を見ると、もう10時を回っていた。



 割とすぐに藤崎が電話に出てくれたので、挨拶を交わした後、事情を伝える璃子。

 すると藤崎がいつもどおりの声のトーンで言った。

「じゃあ迎えに行くから、そこで待っておけ」

「え?」




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