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ちょいS部長の羞恥レッスン
第20章 最後の休日
 しかし藤崎の目的はそれではなかったらしく、まっすぐ顔を璃子のバストへと接近させる。

 そして、璃子の右胸―――乳首の右横辺りに唇を押し当てたかと思うと、強く吸い上げ、そこにキスマークを残して言った。

「俺のものだという証だ。嬉しいか?」

「はい……ありがとうございます」

 この言葉は決して無理やり言わされたものではないと、璃子自身も分かっていた。

 首輪を装着され、花筒の中にたっぷり藤崎の樹液を受け入れた今、璃子は心の中で「すっかり、高虎さんのものになっちゃったみたい」と呟くほどの心境になっていたのだ。

 不思議なほど、心地よさと安らぎを感じてしまうほどの、そんな心境に。



 璃子の素直な態度に気を良くしたのか、藤崎は続いて璃子の右肩口にもキスマークを付けていく。

 キスマークを付けられるのは生まれて初めての経験だった璃子だが、ほとんど戸惑いもなく、その行為を受け入れていた。

 まるで、「自分はこの人のものなんだから、こうされて当然」とでも思っているみたいに。




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