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ちょいS部長の羞恥レッスン
第21章 花火大会
かと言って、今の璃子にとっては、「友則に恋をしているのか」と聞かれると、「はい」と即答することはできなかった。
自分の中で、徐々に藤崎の存在が大きくなってきており、友則の存在と同等レベルにはなってきている感覚を持っていた璃子だったが、そんなことも藤崎本人に向かって言えるはずもない。
そして心の中で、「高虎さんにとって、私はセフレでしかないし、替えが利く存在」と呟く璃子。
そう考えると、「はっきり『好き』と伝えてくれている友則とお付き合いを再開した方がいいのでは」という気も、璃子にはしてきていた。
黙りこむ璃子に向かって、藤崎が「じゃあ、おやすみ」と言い、電気を消す。
璃子も絞り出すような声で「おやすみなさい」と答えると、目を閉じた。
しかし、璃子自身も予想していたことではあるが、様々なことが頭の中に浮かび、なかなか寝付くことができない。
結局、璃子がようやく寝入ったのは、深夜3時頃だった。
自分の中で、徐々に藤崎の存在が大きくなってきており、友則の存在と同等レベルにはなってきている感覚を持っていた璃子だったが、そんなことも藤崎本人に向かって言えるはずもない。
そして心の中で、「高虎さんにとって、私はセフレでしかないし、替えが利く存在」と呟く璃子。
そう考えると、「はっきり『好き』と伝えてくれている友則とお付き合いを再開した方がいいのでは」という気も、璃子にはしてきていた。
黙りこむ璃子に向かって、藤崎が「じゃあ、おやすみ」と言い、電気を消す。
璃子も絞り出すような声で「おやすみなさい」と答えると、目を閉じた。
しかし、璃子自身も予想していたことではあるが、様々なことが頭の中に浮かび、なかなか寝付くことができない。
結局、璃子がようやく寝入ったのは、深夜3時頃だった。