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ちょいS部長の羞恥レッスン
第22章 それからの日々
彩乃が続ける。
「でも、お互いまだフリーなら、理由くらいはっきり聞かなきゃ! 璃子から部長をフッたわけじゃないんでしょ」
「それはそうだけど……普段ああして職場で顔を合わす関係だから、なかなか聞きにくくて」
「いやいや、それでも絶対に聞くべき! だって、璃子もすっきりしないでしょ」
「うん……まぁ……」
璃子は言い返すことができない。
そのとき、何かを思い出した様子で、彩乃が言った。
「そうそう、話は変わるけど……。友則君とはどうなのさ~!」
「どうなのって……?」
友則の事を思い浮かべる璃子だったが、以前のような胸がざわつく感覚は消えている。
璃子は、友則への感情が既に恋愛感情ではなく、友情に似たものに変化していることに気づいていた。
「でも、お互いまだフリーなら、理由くらいはっきり聞かなきゃ! 璃子から部長をフッたわけじゃないんでしょ」
「それはそうだけど……普段ああして職場で顔を合わす関係だから、なかなか聞きにくくて」
「いやいや、それでも絶対に聞くべき! だって、璃子もすっきりしないでしょ」
「うん……まぁ……」
璃子は言い返すことができない。
そのとき、何かを思い出した様子で、彩乃が言った。
「そうそう、話は変わるけど……。友則君とはどうなのさ~!」
「どうなのって……?」
友則の事を思い浮かべる璃子だったが、以前のような胸がざわつく感覚は消えている。
璃子は、友則への感情が既に恋愛感情ではなく、友情に似たものに変化していることに気づいていた。