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ちょいS部長の羞恥レッスン
第25章 再び……
洗面所にて顔を洗い終えた璃子は、その大きな鏡の下に置かれた容器の中に、歯ブラシが二つ並んでいるのを見て、驚きに目を見張った。
なぜなら、青い方は藤崎のものということで、そこにあるのが当然なのだが、もう一方のピンクの方は、ここで暮らしていたときに璃子が使っていたものだったからだ。
璃子は内心「とっくに、高虎さんが処分なさったとばかり思っていたのに。捨てるのを忘れてらっしゃるのかな」と不審に思う。
そこでにわかに、「もしかしたら、あの女性のものかも」という疑惑と心配が湧いてきたが、そのピンクの歯ブラシを手にとってみると、すぐに立ち消えた。
それは少なくとも1ヶ月間程度はしっかりと使い込まれた形跡があり、どう考えても璃子が使っていたものに間違いない。
それが分かると、璃子の心の中に「もしかしたら、またいつか私をここに泊まらせようと思ってくださっていたのかな」という希望的観測が浮かぶ。
すぐに「まさかね」とそれを打ち消した璃子は、シャワーを浴びるために服を脱ぎ始めた。
なぜなら、青い方は藤崎のものということで、そこにあるのが当然なのだが、もう一方のピンクの方は、ここで暮らしていたときに璃子が使っていたものだったからだ。
璃子は内心「とっくに、高虎さんが処分なさったとばかり思っていたのに。捨てるのを忘れてらっしゃるのかな」と不審に思う。
そこでにわかに、「もしかしたら、あの女性のものかも」という疑惑と心配が湧いてきたが、そのピンクの歯ブラシを手にとってみると、すぐに立ち消えた。
それは少なくとも1ヶ月間程度はしっかりと使い込まれた形跡があり、どう考えても璃子が使っていたものに間違いない。
それが分かると、璃子の心の中に「もしかしたら、またいつか私をここに泊まらせようと思ってくださっていたのかな」という希望的観測が浮かぶ。
すぐに「まさかね」とそれを打ち消した璃子は、シャワーを浴びるために服を脱ぎ始めた。