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ちょいS部長の羞恥レッスン
第5章 部長との初めての夜
 顔を覆っていた両手を恐る恐る動かして、璃子は見た。

 そしてますます、ゆでだこのように真っ赤になる璃子の顔。

 藤崎の親指と人差し指の間で、糸を引いているその液体が、紛れもなく自身の秘所から溢れ出たものだと分かったからだ。

「璃子が興奮した証だ。俺に陰毛を剃られたり、大事な部分を触られたりしているうちに、お前は気持ちよくなっていたわけだ」

 璃子は言葉も出なかった。

 目の前に動かぬ証拠を突きつけられているため、否定のしようがないのだ。

 再び両手で顔を隠そうとする璃子に、藤崎が言う。

「もう顔を隠すのも禁止だ。最後の仕上げをするから、しっかり見ておけ」

 言い終わると藤崎は、アフターシェーブローションの容器から中身を出して指に乗せ、それを璃子の恥丘に塗りこみ始める。

 剃刀負けを抑えるための処置のようだ。




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