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ちょいS部長の羞恥レッスン
第5章 部長との初めての夜
 藤崎のベッドに身を横たえて璃子が待っていると、10分も経たないうちに藤崎がドアを開けて入ってきた。

 淡い青色のパジャマを着ており、寝る準備を済ませてきたようだ。

 またしても、璃子の心臓は早鐘のように打っている。

 ところが、藤崎はすぐにはベッドに向かわず、タンスに近づくと引き出しから白い枕を取り出した。

「璃子の枕を用意しておいた」

「え?! わざわざすみません!」

「気にするな。そういえば、歯磨きは済んだのか? 歯ブラシはどうした?」

「はい、さっき済ませました。歯ブラシやコップは家から持ってきましたので」

「先に言っておくべきだったな。歯ブラシもコップも、璃子の分をあらかじめ用意してある」

「……色々、すみません!」




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