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ちょいS部長の羞恥レッスン
第1章 きっかけは大失敗から
璃子は沈んだ声で言った。
「本当にすみませんでした……」
その後、数秒間、沈黙が続いた。
実際に藤崎と会って話をしているときも、こうしたことはしょっちゅう起こるので、「話は終わりだな」と思った璃子が挨拶して電話を切ろうとする。
ところが、再び藤崎が電話越しに声をかけた。
「で、どうするんだ?」
「どうするって……何をですか?」
「人の話はちゃんと聞いておけ。私が頭を下げて、丸くおさめてやるのかどうかだ」
「え、でも……本当にいいんですか?!」
「もちろん、タダではないし、安くもつかない。……島村には、私の言うことを何でも素直に聞く準備があるか? どんなことでも」
「あります! なので……お願いします!」
「本当にすみませんでした……」
その後、数秒間、沈黙が続いた。
実際に藤崎と会って話をしているときも、こうしたことはしょっちゅう起こるので、「話は終わりだな」と思った璃子が挨拶して電話を切ろうとする。
ところが、再び藤崎が電話越しに声をかけた。
「で、どうするんだ?」
「どうするって……何をですか?」
「人の話はちゃんと聞いておけ。私が頭を下げて、丸くおさめてやるのかどうかだ」
「え、でも……本当にいいんですか?!」
「もちろん、タダではないし、安くもつかない。……島村には、私の言うことを何でも素直に聞く準備があるか? どんなことでも」
「あります! なので……お願いします!」