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ちょいS部長の羞恥レッスン
第1章 きっかけは大失敗から
「私が社長と懇意にしているのは、島村も聞き知っているだろう。今回の件を私のミスとして報告し、頭を下げれば、ひょっとすると大きな懲戒処分はなくなるかもしれない」
突然、藤崎が提案した内容があまりに予想外のものだったので、璃子はこんな苦境にも関わらず、あっけにとられていた。
いつもドライな藤崎が、そんな風に自己犠牲を厭わずに璃子を助けてくれることなど、思いも寄らないことだったからだ。
璃子が何か言葉を絞り出そうとすると、先に藤崎が言葉を続けた。
「もちろん、私が島村のために、そこまでしてやる義理は本来全くないんだけどな」
これを聞き、璃子は「やっぱり、いつもの藤崎部長だ」と思った。
これから先の事を考えると気分が鬱屈してくる璃子。
突然、藤崎が提案した内容があまりに予想外のものだったので、璃子はこんな苦境にも関わらず、あっけにとられていた。
いつもドライな藤崎が、そんな風に自己犠牲を厭わずに璃子を助けてくれることなど、思いも寄らないことだったからだ。
璃子が何か言葉を絞り出そうとすると、先に藤崎が言葉を続けた。
「もちろん、私が島村のために、そこまでしてやる義理は本来全くないんだけどな」
これを聞き、璃子は「やっぱり、いつもの藤崎部長だ」と思った。
これから先の事を考えると気分が鬱屈してくる璃子。