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第11章 ビッグな贈り物

「こちらでございます、今夜は太田様の貸切となっております
ので、ごゆっくりとお寛ぎくださいませ、若しお飲物等が
お入用の際には、お気軽に電話でお申し付けくだされば、
お持ちいたします」

　ログハウスの中は、エアコンが良く効いて、寒いほどであっ

た。部屋の中央には丸テーブルが置かれており、それを取り囲

むように、木製の椅子が四個置かれており、隅の方には大きめ

のロッカーが置かれていた。浴場は窓ガラス越しに見えている、

屋根は有るが壁のない、いわば、露天風呂だった。

　二人は目配せして、ロッカーの前に立ち、全裸となり、抱き

合いながら外へ出た、九月の夜の風は肌に優しかった・・・

「理恵ちゃん、こんなロケーションて、いいね」

「ほんとだわ、素敵!!! 、でも、どこかから覗かれないかしら」