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女医の診察日誌
第11章 ビッグな贈り物
 エレベーターが止まり、ドアが開いた途端に、そのフロアの

フロントから ”お帰りなさいませ、どうぞお使いください” と、

冷たいおしぼりを手渡され “冷たいお飲物など如何ですか” と

聞いてくれたのだが、「有難う、部屋の冷蔵庫のを頂きますの

で結構です」と返すと “明朝の朝食は、七時から七階のレスト

ランでのバイキング方式となっておりますので、このチケット

をお持ちください、また、お部屋で必要なものがございました

ら、お時間など気になさらずに、何なりとお申し付けください、

ではお休みなさいませ “ その間もずっと、彼女は勇次の腕を掴

み、それに乳房を押し付けていたのだった。
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