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女医の診察日誌
第11章 ビッグな贈り物
 勇次は、右手の薬指に、それを入れてみた。

「エッ、サイズ合わせたようにぴったりだよ、
これはどうしたの?」

「貴男に、お誕生日のプレゼントよ」

「それはこの前に、大金で貰ったじゃないの、これも高そう
だし、悪いよこんなに」

「いいのよ、車だけど、私が贈りたかったのは、あの倍位を
予定していたの、偶々宝石店の外商の担当者が来た時に、貴
男の顔が浮かび、その男性の指の太さが、貴男くらいだった
ので、あとで、サイズは調整してくれるのを条件に、買ったの、
私はさすがに、ペアの指輪とはいかないので、同じブランドの、
同じ紋様のネックレスにしたのよ。でも、ぴったりなの?」

「ありがとう、感激だよ、で、そのネックレスは?」

「これなのよ、貴男が付けてくれる?」

「いいよ、どれどれ、お~、いいね、全裸にネックレス、理恵の
綺麗な肌につけると、特段に映えるね」

「ありがとう、今からはこれを、ずうっと着ける事にするわね」
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