この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女医の診察日誌
第11章 ビッグな贈り物

「それで思い出したけど、お風呂へ入りに行った時に、私の事を
何度も ”理恵ちゃん” と呼ばなかった?」
「二度か三度か、さりげなく云ったよ、覚えてたのだね」
「耳触りが良くて、子供時代にそう呼ばれていたのよ」
「それでは今後、どう呼んだらいいかな?」
「勇ちゃんの好きな方で良いわよ」
「では理恵おいで、手枕して、ネンネンしてあげるから、それより、
君は寝化粧はしないの?」
「いいのよ、一晩くらいは」
勇次が手枕で、彼女の背中を掌で軽くトントンと叩いている
内に、寝息が聞こえ始めたので、その手は叩くのをやめて、彼
女を抱くようにして、自分も眠りに引き込まれていった。
何度も ”理恵ちゃん” と呼ばなかった?」
「二度か三度か、さりげなく云ったよ、覚えてたのだね」
「耳触りが良くて、子供時代にそう呼ばれていたのよ」
「それでは今後、どう呼んだらいいかな?」
「勇ちゃんの好きな方で良いわよ」
「では理恵おいで、手枕して、ネンネンしてあげるから、それより、
君は寝化粧はしないの?」
「いいのよ、一晩くらいは」
勇次が手枕で、彼女の背中を掌で軽くトントンと叩いている
内に、寝息が聞こえ始めたので、その手は叩くのをやめて、彼
女を抱くようにして、自分も眠りに引き込まれていった。

