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女医の診察日誌
第11章 ビッグな贈り物
 翌朝七時過ぎに目覚めた勇次は、抱いていた彼女が横にいな

いのに気が付き、ハッ、と起き上った。その時彼女は、全裸の

まま、ドレッサーの前に座って居た。

「理恵ちゃんおはよう、良く眠れたの?」

「おはよう勇ちゃん、貴男に抱いてもらって、気持ち良く眠れたわ、
私の方が先に寝てしまったのではなかったの?」

「そうだけど、寝顔も凄く綺麗で、可愛かったよ」

「恥ずかしいな~、寝顔まで、大好きな勇ちゃんに見られて」

「僕だって同じだよ、大きく口を開けて、寝てたのでは?」

「勇ちゃんは、どんな時も素敵よ、何も気にすることは無いわ」

「理恵、シャワーを浴びて、食事にでも行こうか?」

「勇ちゃんごめんなさい、私さっきに浴びたの」

「そうか、それなら寂しいけど、一人で浴びて来るよ」
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