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サイトの人
第24章 個室
先ほどの色気のない店員から女性が部屋の使い方の説明を受けている間に、チヨは逆らえないままワンピースを脱がされた。
タカダは剥ぎ取ったワンピースを簡単にたたむと、チヨのカバンの上に置いてしまう。
「あの、返して」
「どうせ脱ぐんだよ?」
これから、何があるのか想像したくもない。
恥ずかしいと思う以上に、周りの視線が心地よいような感覚にチヨは自らを叱咤する。
見られるのは、嫌なのに。
それが前提のこの部屋の住人たちは、チヨの姿に好奇の目を向けるものの、チヨの恐れるような蔑視は一つもない。
それがチヨをさらに大胆にさせてしまう。
鳥肌が立つほどの視線に、すでにチヨの身体は興奮して火照り始めている。
奥で縛られた男性も、同じなのかもしれない。
たった1人の着衣を許されない仲間は、すでに女王様だけではなく、三人組の中の女の子に遊ばれている。
「ね、入っていいって、行こう」
まるで中学生が友達を誘うように無邪気に笑いながら、彼女はチヨの手を引く。
とっさのことで体を隠すこともなく、チヨは下着姿のまま大勢の人の前に立った。
慌てて隠そうとするも、女性は気がつかないのかグイグイとチヨの手を引っ張る。
複数の視線にさらされながら、それでもチヨは隠れられるであろう個室の扉を抜けた。
タカダは剥ぎ取ったワンピースを簡単にたたむと、チヨのカバンの上に置いてしまう。
「あの、返して」
「どうせ脱ぐんだよ?」
これから、何があるのか想像したくもない。
恥ずかしいと思う以上に、周りの視線が心地よいような感覚にチヨは自らを叱咤する。
見られるのは、嫌なのに。
それが前提のこの部屋の住人たちは、チヨの姿に好奇の目を向けるものの、チヨの恐れるような蔑視は一つもない。
それがチヨをさらに大胆にさせてしまう。
鳥肌が立つほどの視線に、すでにチヨの身体は興奮して火照り始めている。
奥で縛られた男性も、同じなのかもしれない。
たった1人の着衣を許されない仲間は、すでに女王様だけではなく、三人組の中の女の子に遊ばれている。
「ね、入っていいって、行こう」
まるで中学生が友達を誘うように無邪気に笑いながら、彼女はチヨの手を引く。
とっさのことで体を隠すこともなく、チヨは下着姿のまま大勢の人の前に立った。
慌てて隠そうとするも、女性は気がつかないのかグイグイとチヨの手を引っ張る。
複数の視線にさらされながら、それでもチヨは隠れられるであろう個室の扉を抜けた。