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サイトの人
第4章 羞恥
ホテルに到着して車を降りると、タカダは後ろのドアを開け、そこから紙袋を取り出した。
不思議そうに見るチヨにタカダはにこやかに笑う。
「ちーちゃんのために色々用意したから、楽しみにしててね」
おおよそ何が入っているのか想像がついたチヨはまたしても顔を赤らめた。
「ちーちゃんって、すぐに顔赤くなるね」
ぽんぽん、と頭に手をおきながらタカダは嬉しそうだ。
チヨはタカダに手を引かれながらエントランスに入る。
タカダは慣れた様子で適当な部屋を選ぶと、出てきたカードキーを手にエレベーターに乗り込んだ。
ホテルならではの、小さなエレベーター。
どくんどくん、と心臓が跳ねている。
急に冷静になったチヨは、これから起こるであろうことに期待しながらも、こんなところまでついてきてしまった自分が信じられなかった。
会ってまだ2時間ほどしか経っていないのに。
その2時間の間にこれでもかと遊ばれた。
なのに、さらなる欲求でここまでついてきてしまった。
出会ったばかりのような緊張が、またしても襲ってきた。
不思議そうに見るチヨにタカダはにこやかに笑う。
「ちーちゃんのために色々用意したから、楽しみにしててね」
おおよそ何が入っているのか想像がついたチヨはまたしても顔を赤らめた。
「ちーちゃんって、すぐに顔赤くなるね」
ぽんぽん、と頭に手をおきながらタカダは嬉しそうだ。
チヨはタカダに手を引かれながらエントランスに入る。
タカダは慣れた様子で適当な部屋を選ぶと、出てきたカードキーを手にエレベーターに乗り込んだ。
ホテルならではの、小さなエレベーター。
どくんどくん、と心臓が跳ねている。
急に冷静になったチヨは、これから起こるであろうことに期待しながらも、こんなところまでついてきてしまった自分が信じられなかった。
会ってまだ2時間ほどしか経っていないのに。
その2時間の間にこれでもかと遊ばれた。
なのに、さらなる欲求でここまでついてきてしまった。
出会ったばかりのような緊張が、またしても襲ってきた。