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サイトの人
第1章 掲示板
返事は数分後にきた。
『メールありがとう。
サイトだし、不安なのは俺も一緒だよ。
ちーちゃんはどこに住んでるのかな?
俺は中区だけど、市内なら迎えに行けるし。
いきなりはなんだから、よかったら食事からどう?』
食事!
んー、いきなりかぁ。
チヨはしばらく悩みながらも返信ボタンを押す。
『市内ですよ。
食事、ですか。
大丈夫は大丈夫ですけど、緊張しますね。
タカダさんがどんな方か、知りたいです』
その後も何度かやり取りを繰り返した。
自営業で、バツイチで、タバコは吸わない、お酒が好き。
ありきたりなことから始まって、でもエッチな話は何も出てこなかった。
それに、男の人は有料だからかすぐにアドレスとかメッセージアプリのID教えてって言ってくるのに、タカダさんは言ってこない。
チヨは次の金曜の夜、食事に行くことにした。
『メールありがとう。
サイトだし、不安なのは俺も一緒だよ。
ちーちゃんはどこに住んでるのかな?
俺は中区だけど、市内なら迎えに行けるし。
いきなりはなんだから、よかったら食事からどう?』
食事!
んー、いきなりかぁ。
チヨはしばらく悩みながらも返信ボタンを押す。
『市内ですよ。
食事、ですか。
大丈夫は大丈夫ですけど、緊張しますね。
タカダさんがどんな方か、知りたいです』
その後も何度かやり取りを繰り返した。
自営業で、バツイチで、タバコは吸わない、お酒が好き。
ありきたりなことから始まって、でもエッチな話は何も出てこなかった。
それに、男の人は有料だからかすぐにアドレスとかメッセージアプリのID教えてって言ってくるのに、タカダさんは言ってこない。
チヨは次の金曜の夜、食事に行くことにした。