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第6章 ゲーム
疲れ果てて横たわるチヨの腕を解放し、タカダは優しく頭を撫でる。
こういうの、好きかも。
ぼんやりと、チヨはそれを受け入れながら呼吸を整えた。


「平気?喉乾かない?」


落ち着いたのを見計らって、タカダが冷蔵庫から冷えた新しいペットボトルを渡してくれる。

「あ、平気、です」

やっぱり、冷静になると、まともに顔をみれない。
さっきもだけど、自分だけこんなにされて、タカダさんはいいのかな?
チヨはそう思いながらペットボトルを受け取った。




休息時間。
とは言っても一方的に責められただけで、タカダは相変わらず服を脱ぐどころか平然としたままだ。
それを伝えたいけれど、なんて言っていいかわからない。


タカダが動いた、と思うと、後ろからすっぽりと抱きしめられた。


「あ、えっと」

「頑張ったちーちゃんにご褒美」

そう言いながら、優しく頭を撫でる。

「タカダさん、頭撫でるの好きですよね?」

「あぁ、そうだね。なんだかかわいくて」

「子供扱いしてます?」

「いやいや、大人だと思ってるよ?こうされるの嫌い?」

「嫌い、じゃないです」


その答えにまたしてもタカダは破顔した。


「でもほんと、かわいいね。もっといじめたくなる」

「えーっと…」

「でももう疲れたよね?今日はこのくらいにしとく?」


チヨは、答えられない。

疲れたと言っても、タカダは胸を触っただけ、それ以外はあのローターで遊ばれただけ。

「タカダさんは、そのー」

「ん?」

「満足、してますか?私ばっかりで…」

タカダはギュッと抱きしめながら耳元で囁く。

「満足してない、って言ったら?何かしてくれる?」

「それはっ」

「はは、冗談だよ。俺はね、ちーちゃんが楽しんでるのだけで満足。実際今日も最後までするつもりはなかったし」


なんだかもやもやする。
ほんとは、ローターでイカされただけだけど、足りないわけではないけれど、気持ちよかったし興奮もしたけれど。

まとまらない気持ちをどうしていいかわからずにチヨが悩んでいると、

「あっ」

タカダが何かを思い出したように声を発した。

「でも、これもったいないかなぁ。せっかく持ってきたし、第二弾、しよっか?」

タカダは枕元に無造作に置かれたおもちゃを手に取った。
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