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第7章 欲望
スイッチを全て切ると、タカダは全身で息をするチヨからアイマスクを外し、そのまま体を抱き起すと拘束していた手錠も外した。

「ね、すごいやらしいよ。見て、自分の体」

放心しながら視線を落とす。

「やあっ」

「こらこら、ちゃんと見なさい」

後ろから抱かれ、タカダは両足で器用にチヨの足を開かせる。

「やだ…」

チヨはたまらずに顔を背けた。

両方の胸にはローター、足の間から入れられたバイブが見える。

「だーめ、見て。こんなにおもちゃ体につけて感じて。気持ちよかったでしょ?」

「やだ、もう、外して」

「だめだよ、20分どころか10分も持たなかったんだから、お仕置きしないと」

「まだ、やるの?」

「ん?もう終わりがいいの?ほんとに?」

さっきまでは終われば優しかったのに。
けれどタカダはまだ終わらせるつもりはなかった。

「ね、今度は見ながら動かそうか?」

「もう、無理だよ」

「ほんとに?」

チヨの言葉を遮って、タカダは手元にあった胸のローターのスイッチを入れる。

「んんっ」

まだ収まりきっていない体は、簡単に反応した。

「ほら、まだ足りないって体は言ってるよ?」

「や、ほんとに、もう…」

「じゃあこっちも入れて確認しよっか」

チヨの必死の抵抗も虚しく、タカダは足の間から覗くおもちゃのスイッチをゆっくりと入れる。

「ふあ、ああっ」

タカダに体を抱かれながら、またしても振動が響く。

「見て、すごいうねってる。中はもっと激しいのかな?」

もう抵抗も忘れ、タカダの腕の中でチヨは喘ぎ続けていた。

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