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サイトの人
第7章 欲望
何度も絶頂を迎え、意識が飛びそうになった頃、チヨはようやく解放された。
体力を失い、ぐったりとベッドに横になる。
「ごめんね、激しくしすぎた?」
さっきまでとは打って変わり、優しい声が聞こえる。
「ほんとはここまでするつもりなかったんだけど、あんまりかわいい反応するから止まらなくなっちゃって」
「だい、じょうぶです」
チヨは体を起こし、シーツで体を隠した。
「あの…」
「ん?」
「その、ごめんなさい。もう体力なくて。タカダさん、大丈夫ですか?」
散々弄ばれたけれど、結局タカダはまだ何もしていない。
ベルトどころか、シャツのボタンすら1つも外してないのだ。
「ああ、大丈夫だよ。いっぱいいじめたからね。満足」
「でも」
「それとも、今から相手してくれる?」
チヨは大きく首を振る。
「はは、だよね。いいよ、次回にとっておくから」
「次回?」
「あれ?もう会ってくれないの?やっぱり、怖かった?」
「そんなこと、ないです」
次回。
確かに、またこんなに激しくされたら、おかしくなってしまいそう。
怖いと言えば、怖い。
でもタカダが怖いのではなくて。
ひどいことをされたはずなのに、それはチヨが望んでいたことで。
今日の全てを喜んでいる自分がいて。
普通のセックスじゃもう物足りなくなりそうで。
そうは思うのに。
同じことをされると聞けば、やっぱり、無理だと逃げたくなる。
色々な思いで黙っていると、ポンポンと頭を撫でられた。
「次は、そうだね。おもちゃなしでしようか?」
「え?」
「俺テクニックあるつもりなんだけどね、今日は何も披露できずに終わっちゃったし」
なんだか笑いたい気分で、チヨはタカダにもたれかかった。
体力を失い、ぐったりとベッドに横になる。
「ごめんね、激しくしすぎた?」
さっきまでとは打って変わり、優しい声が聞こえる。
「ほんとはここまでするつもりなかったんだけど、あんまりかわいい反応するから止まらなくなっちゃって」
「だい、じょうぶです」
チヨは体を起こし、シーツで体を隠した。
「あの…」
「ん?」
「その、ごめんなさい。もう体力なくて。タカダさん、大丈夫ですか?」
散々弄ばれたけれど、結局タカダはまだ何もしていない。
ベルトどころか、シャツのボタンすら1つも外してないのだ。
「ああ、大丈夫だよ。いっぱいいじめたからね。満足」
「でも」
「それとも、今から相手してくれる?」
チヨは大きく首を振る。
「はは、だよね。いいよ、次回にとっておくから」
「次回?」
「あれ?もう会ってくれないの?やっぱり、怖かった?」
「そんなこと、ないです」
次回。
確かに、またこんなに激しくされたら、おかしくなってしまいそう。
怖いと言えば、怖い。
でもタカダが怖いのではなくて。
ひどいことをされたはずなのに、それはチヨが望んでいたことで。
今日の全てを喜んでいる自分がいて。
普通のセックスじゃもう物足りなくなりそうで。
そうは思うのに。
同じことをされると聞けば、やっぱり、無理だと逃げたくなる。
色々な思いで黙っていると、ポンポンと頭を撫でられた。
「次は、そうだね。おもちゃなしでしようか?」
「え?」
「俺テクニックあるつもりなんだけどね、今日は何も披露できずに終わっちゃったし」
なんだか笑いたい気分で、チヨはタカダにもたれかかった。