この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サイトの人
第8章 待ち合わせ
到着した電車はさっきよりは空いている。
ドアにもたれながら時計を確認していると、また震えだした。

なんで?

見回しても、やはりタカダはいない。

どうして、やめて。

声にできない声を何度も心の中で発しながら、チヨは周りに気がつかれないように耐える。

次でまた降りようか。
でも、タカダのいる駅まではたったの二駅だ。

悩んでいると、間も無く駅に到着のアナウンスが流れる。
すると、なぜかローターは動きをとめた。

わからない、けれど。
ここで降りても一緒な気がする。

チヨはそのままあと一駅、乗っていくことにした。

けれど電車が動き出すと、同じようにまたローターも動くのだ。
しかもさっきまでよりも激しい。

電車に、反応してるの?まさか。

チヨは考えながらも、ドアに体を預けて耐える。

もう、無理。

息が荒くなった頃、ようやく電車は目的地に到着し、同じようにローターの振動も収まった。
/182ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ