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サイトの人
第10章 プレイルーム
「ここ…」
チヨは部屋を見て、そこがどういう部屋かを悟った。
ベッドの四隅には拘束するための手錠と足枷。
部屋の壁にも同じように四つの拘束具がぶら下がっている。
さらに、ベッドの奥の二人がけのソファの正面に、大きめの黒い一人がけのソファが置いてある。
白と黒を基調とした部屋の中で、それらは卑猥な行いを待ち構えていた。
「そ、このホテル、SMルームで有名なんだよ」
「SM…」
「ハードは満室だったけどね。ライトルームでこれなら、ハードが楽しみだったなぁ」
「ノーブラノーパンで、服もちゃんと着ないで歩くような変態には、ぴったりの部屋でしょう?」
固まるチヨをそのままに、タカダは二人がけのソファに腰をおろした。
「ちーちゃん、そこ、座って」
タカダは目の前のソファを指差す。
高鳴る鼓動。
チヨはゆっくりと、そこに腰かけた。
「ああ、違う違う。露出狂のちーちゃんには、それ邪魔でしょ?脱いで」
「露出狂なんかじゃっ」
「おっぱい丸出しだったくせに。ほら、命令だよ。座りなさい」
命令。
チヨはワンピースを脱ぎ捨てると、ソファに座る。
やはり羞恥心から、胸と下半身を隠しながら。
タカダは立ち上がると、チヨの背後に回った。
「腕、後ろに回して」
どうにでもなれ。
チヨが言われた通りにすると、タカダはその腕をとり、ソファについていた拘束具で腕をとめる。
「や、こんなの、聞いてないっ」
あっという間に上半身は固定されてしまった。
「そりゃ、言ってないし」
タカダはそのまま正面に回ると、チヨの脚をとる。
「こうすると、どうなるかなぁ」
脚を持ち上げるとそのまま肘置きに両脚をのせた。
「お願い、やめてっ」
脚を開いた体勢のまま、チヨは不自由そうに体を動かす。
チヨの声を無視して、タカダは部屋の詮索を始める。
いくつかの戸棚を開け、そこに荒いロープを発見すると、ゆっくりとチヨの元へ戻った。
「なに、するの?」
不安そうに震えながら見つめるチヨの目は、恐怖に開かれていた。
「こうするの」
慣れた手つきで、あげられた両脚が動かないよう、タカダはロープで固定した。
チヨは部屋を見て、そこがどういう部屋かを悟った。
ベッドの四隅には拘束するための手錠と足枷。
部屋の壁にも同じように四つの拘束具がぶら下がっている。
さらに、ベッドの奥の二人がけのソファの正面に、大きめの黒い一人がけのソファが置いてある。
白と黒を基調とした部屋の中で、それらは卑猥な行いを待ち構えていた。
「そ、このホテル、SMルームで有名なんだよ」
「SM…」
「ハードは満室だったけどね。ライトルームでこれなら、ハードが楽しみだったなぁ」
「ノーブラノーパンで、服もちゃんと着ないで歩くような変態には、ぴったりの部屋でしょう?」
固まるチヨをそのままに、タカダは二人がけのソファに腰をおろした。
「ちーちゃん、そこ、座って」
タカダは目の前のソファを指差す。
高鳴る鼓動。
チヨはゆっくりと、そこに腰かけた。
「ああ、違う違う。露出狂のちーちゃんには、それ邪魔でしょ?脱いで」
「露出狂なんかじゃっ」
「おっぱい丸出しだったくせに。ほら、命令だよ。座りなさい」
命令。
チヨはワンピースを脱ぎ捨てると、ソファに座る。
やはり羞恥心から、胸と下半身を隠しながら。
タカダは立ち上がると、チヨの背後に回った。
「腕、後ろに回して」
どうにでもなれ。
チヨが言われた通りにすると、タカダはその腕をとり、ソファについていた拘束具で腕をとめる。
「や、こんなの、聞いてないっ」
あっという間に上半身は固定されてしまった。
「そりゃ、言ってないし」
タカダはそのまま正面に回ると、チヨの脚をとる。
「こうすると、どうなるかなぁ」
脚を持ち上げるとそのまま肘置きに両脚をのせた。
「お願い、やめてっ」
脚を開いた体勢のまま、チヨは不自由そうに体を動かす。
チヨの声を無視して、タカダは部屋の詮索を始める。
いくつかの戸棚を開け、そこに荒いロープを発見すると、ゆっくりとチヨの元へ戻った。
「なに、するの?」
不安そうに震えながら見つめるチヨの目は、恐怖に開かれていた。
「こうするの」
慣れた手つきで、あげられた両脚が動かないよう、タカダはロープで固定した。