パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 プレイルーム

「あーあー、ほんとに貪欲だね。そんなことして」

掴んだまま、そっと舌でちろちろと先端を舐め始めたチヨの頭を撫でながら、その顔を見下ろしてタカダは満足げに笑っている。

「へぇ、気持ちよくしてくれるの？申し訳ないから、ちーちゃんも気持ちよくしてあげるね」

タカダは優しくチヨの頭と舌を引き剥がすと、チヨの体を立たせる。

そのまま、挿入されたままのバイブのスイッチを入れた。

「や、これは、もう…」

タカダの腕を掴むチヨの手を払うと、タカダはさらに奥に押し込んだ。

「ほら、続きして」

有無を言わさぬタカダの言葉に、チヨは泣きそうになりながらも、しゃがみこんで、先ほどと同じように舌を這わせる。

荒い息が、タカダのそれに降りかかる。

早く終わらせたいチヨは裏側を舌で舐めあげると、ゆっくりとその先を口に含んだ。

「んん、ん…」

くぐもった声を発しながら、チヨは口の中で舌を転がし、敏感な先端を何度も舐める。

体の奥から響く振動は、チヨのイッたばかりの体にさらなる刺激を送るも、目の前のタカダのものに熱中し、限界に達することはなさそうだ。

チヨは少し体を起こすと、ゆっくりと口全体で、それを含み、上下に動き始めた。

「んっ、んっ」

自らの頭の動きに合わせるように、チヨは喘ぐ。
もう、何に興奮しているのかわからない状態だった。

その様子を見ていたタカダは、激しく吸いながらも、動き回る舌の動きに思っていたよりもやばいな、と頭の中で考えていた。

「おいしい？」

「ん、んんっ」

口から外れないようにしながら、チヨは小さく頷いた。

しばらくそうしていたが、タカダは限界ギリギリでチヨをとめる。

「ちーちゃん、そろそろ、ベットに行こうか」

チヨはその言葉に、ようやく頬張っていたものを口から抜いた。