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第14章 辱め
「やだ、なんでっ」


チヨはすでに涙を浮かべながら、ベットから降りたタカダを見る。


「やだ、やめてっ」


見知らぬ男は、ニヤニヤと笑いながら、指の動きを止めない。

「やっ、やあっ」

暴れようともがくも、拘束された体が自由になるはずもなく、男は動じることもないままチヨの体への愛撫を繰り返す。
すでに受け入れていた体は、拒むことなどできず、チヨの意思とは裏腹に、この状況に喜んでいた。


「びっくりした?たまには違う刺激もいいでしょ?」

「やだ、やだっ、やめて、見ないでぇ」


いやらしい見知らぬ視線にチヨは顔を背ける。

「やだやだって、でも、気持ちいいんでしょう?ちーちゃん、喜んでたじゃん」

「ちがうっ、んっ、だって…」

「ほら、そう言いながら、また感じてる」

タカダはベットの端に座ると、男と目配せする。



「彼はね、仕事の仲間でね。趣味も合うし、いつか一緒にプレイしたいなって言ってたんだよ」

チヨは泣きながら、顔を背け続ける。



「でも、ちーちゃんにはがっかりだよ。俺以外の男の指でも、気持ちよくなっちゃうんだねぇ」

「んんっ、やぁっ」


タカダとは違うソフトなタッチで、男はチヨのクリをひたすら撫で回す。

「なぁ、次、どうする?」

タカダよりも低い声が、目を閉じるチヨの耳に届いた。
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