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サイトの人
第16章 罰ゲーム
チヨは一心不乱に頭を上下に動かしていた。

目の前に現れたサイトウのそれは、タカダのとは真逆で細長く、赤く充血していた。
恐る恐る手で握るとびくん、と手の中で跳ねた。

早く終わらせたいチヨは、そのまま先端に口をつけ、滑りをよくすると、ゆっくりとくちに含んだまま、頭を動かしつづけている。
サイトウからは、時折低いため息が聞こえた。

「ちーちゃん、ね、おちんちんしゃぶって、また興奮してきたの?まだ溢れてきてるよ」

ちよの真後ろに座ったタカダは、無防備に揺れるお尻を撫でている。

咄嗟に口からサイトウのものを抜いてしまうと、サイトウの手がチヨの頭を抑え込み、再度元の場所へ戻す。

ベッドの枕元に、足を開いた状態で座っているサイトウの足の間で、チヨは奉仕を続ける。
そうすると、いやでもチヨの秘所は背後のタカダには丸見えになってしまうのだ。

いやらしく光るそこを見ていると、タカダはついにたまらなくなり、チヨの腰を掴んだ。


「ね、ちーちゃん。せっかくだから、ゲームしようか?」

「ゲーム?どんな?」

タカダの声に、サイトウが答える。
その間も、チヨはサイトウに押さえられ、頭を動かし続けていた。



「この三人で、最初にイッた人が罰ゲーム、なんてのはどう?」

「んんっ」

口をいっぱいにしながら、チヨはなんとか首を振るも、二人は気がつかない。

「はは、いいね、それ」

サイトウの承諾を得ると、タカダはズボンを脱ぎ始めた。
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