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サイトの人
第16章 罰ゲーム
「え、うそっ、待って…」

「待てない。ほら、ゲーム開始だよ。ぼーっとしていていいの?」

固いものが、チヨの濡れたそこにあてがわれていた。

咄嗟に口からサイトウのものを抜いてしまったけれど、サイトウは何も言わない。
ただ楽しそうに、チヨの様子を見ているだけだ。

「ほらほら、罰ゲーム受けたいの?早く口でサイトウさんイカせるか、ここで俺のイカせないと、罰ゲームなんだよ」

「こんなの、ひどいっ」

「ひどくないでしょ、ハンデでサイトウさん先に責めてたんだから。ほら、無駄口叩いていて、いいのかな?」

「んあっ、あっ」

タカダは言いながら、ゆっくりとチヨの中に入る。
そのまま、いつものように焦らすことなく、腰を振り始めた。

「ちーちゃんの大好きなバックだよ、嬉しい?ああ、てかサイトウさん、ほったらかしにしていていいの?」

激しく腰を突かれ、チヨは我を失いそうになるも、この二人の罰ゲーム。
考えるだけで、恐ろしい。

チヨは、なんとかサイトウのものを再び口に含む。

「んんっ、んくっ、んん」

必死に舌を動かすも、タカダの激しい動きに邪魔をされ、思うように動かない。
サイトウは何もせず、頬を上気しながら涙ぐみ、それでも必死に自分のものを頬張るチヨを見下ろしていた。
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