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同級生
第3章 玄 徹匠
会場に着いて、受付を済ませる。
俺の前に受付をしてたのが、芳川 翠。
俺が好きだったコだ。
全然、変わってない。老けた感じもしない。
ちょっと嬉しくなった。
仲良いヤツは来てなくて。
てか仲良いヤツは今もフツーにツレだから、別に同窓会で会う必要性も感じない。
寧ろ来てなくてラッキー。
芳川もどうやら友達が来てなかったらしく。
これはチャンスだ。
だけど、どうやら俺の事を警戒している芳川との距離を、どうやって縮めていくかは、ちょっと難しかった…