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同級生
第3章 玄 徹匠

アブレ組を装って無理矢理隣に座る。
ちょっとからかったら怒らしちゃったけど、着地点を探してるうちに、芳川は俺のペリエの横にあった、同じようなグラスを掴んで一気に呷った。
何が入ってるのかはわからなかったけど、なんとなく水ではないだろうな、と思った。
案の定、目を大きく見開いた芳川が、カタンとグラスを置く。
フラつく芳川を支え、そのグラスを取ってちょっとだけ嘗めてみた。
ジン。
ストレートに近い濃さ…少しトニックが混ぜてある。
「ココにジン置いたの誰⁉︎」
「あ、俺!ごめん忘れてた!」
藤本が手を挙げた。
案内ハガキに、ドリンクの種類が少ないから、呑みたいもの持ってきていい、持ち込み料無料と書いてあって。どういうことかな、と思ってたんだけど。
ダチに聞いた話だと、この店は幹事の高田の兄貴の店らしくて。カフェで、アルコールの種類が少ないから、今日だけ持ち込み料無料で好きな飲み物持ってきていい、ということらしかった。
それでジンを持ってきたんだろう。
で、フツージントニックったらビールと変わらないくらいの濃さに割るけど。オリジナル配合だったというわけだ。
ちょっとからかったら怒らしちゃったけど、着地点を探してるうちに、芳川は俺のペリエの横にあった、同じようなグラスを掴んで一気に呷った。
何が入ってるのかはわからなかったけど、なんとなく水ではないだろうな、と思った。
案の定、目を大きく見開いた芳川が、カタンとグラスを置く。
フラつく芳川を支え、そのグラスを取ってちょっとだけ嘗めてみた。
ジン。
ストレートに近い濃さ…少しトニックが混ぜてある。
「ココにジン置いたの誰⁉︎」
「あ、俺!ごめん忘れてた!」
藤本が手を挙げた。
案内ハガキに、ドリンクの種類が少ないから、呑みたいもの持ってきていい、持ち込み料無料と書いてあって。どういうことかな、と思ってたんだけど。
ダチに聞いた話だと、この店は幹事の高田の兄貴の店らしくて。カフェで、アルコールの種類が少ないから、今日だけ持ち込み料無料で好きな飲み物持ってきていい、ということらしかった。
それでジンを持ってきたんだろう。
で、フツージントニックったらビールと変わらないくらいの濃さに割るけど。オリジナル配合だったというわけだ。

