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夢…獏の喰わぬ夢
第7章 現在
ベッドに戻り2人で寛いだ時間を過ごした。
「ごめん」
何だか凄く悪いことをしている気分になった。
部屋についてから、食べることとそれしかしていない。
皆こんなものだろうか自分達はおかしくないか、そんなことを考えてながらウトウトしだした。
夢の中に行くのがわかる。きっと悪い夢を見る。目を覚まさないと。
夢と現実のはざまの闇に包まれた。駄目だ現実に帰ろう。
彼女が僕に声をかけている。
はっとして、無事現実に戻ったのか探る。
「ごめんなさい。眠ってしまったみたい。」
「いや…でも、僕たちおかしいのかな。」
「そうかしら?そうね。外に出掛けましょうか。」
僕はパスタの美味しい店に行くことを提案した。彼女と手をつなぎ爽やかな風に包まれる。