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夢…獏の喰わぬ夢
第8章 変化

夢の中にいるのだろうか?瞳は開いているのに言葉はない。


小指の足の爪先から薬指全ての指をしゃぶる。
甲をなぞりふくらはぎ、膝の内側へ舌を這わした時、彼女の意識が戻る。


「あっ、」

彼女の開いた唇を分け入り舌を絡める。

彼女は舌がちぎれるほど強く吸い付いてくる。

吐息が漏れて、瞳が濡れる。
下の口が僕を欲しがっているのだ。


僕は首筋をたどり、鎖骨のくぼみを舐めまわす。

期待して彼女の乳首は尖っている。


乳房を揉み、吸い付くと、
「はぁん」

と声がでて乳首が震える。

舌を尖らせて、先っぽだけつつく。

「あん、」

触れるたびに彼女は声をだす。

「あん、あぁん、もっとしてっ、」

たまらず言葉にしてくる。


僕は彼女の瞳を見つめながら、もったいぶってゆっくりと舌を近づけた。
舌先でゆっくりとこねる。

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