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夢…獏の喰わぬ夢
第8章 変化
帰り道渋谷で夕食をとる。
食事がくるのを待っているあいだに、
彼女は借りた本を出して、自分が見たい風景や、植物の話ばかりしていた。

どこで、どのくらいの登山コースで泊まるところがあるかなど、彼女には関係ないようだった。

僕がある程度具体的なプランと準備をしなければならないようだ。



バイトを始めた疲れか、1週間があっという間だった。


彼女に声をかけたガッツポーズの男も、挨拶を交わす程度だったし、

疲れからか、悪い夢も見ず。大学でも寝てばかりだった。

彼女とは、登山の話ばかりしていた。


彼女の方から、週末のデートに誘われた。


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