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夢…獏の喰わぬ夢
第3章 春雨
その時僕は、まだ彼女の中にいたままで、
彼女に体重をかけまいと横に体をずらそうとしたら、
彼女がしがみついてきて、僕の上に彼女が横になっていた。
今度は、僕が彼女のキスの嵐にあった。
まだ彼女の中にいた僕自身は、
また、ざわめき始めた。
彼女の胸が押し付けられた僕の胸には、ツンとした突起の存在感を見つけた。
あちこちにキスしようと彼女が動くと、
ざわめいた僕は反応し蠢き始めた。
彼女自身もその反応を感じ楽しみ始めたと思う。
さっきとは逆に、僕は体の自由を奪われ、
彼女の舌は、僕の唇から忍び込んできた。
彼女は、腰を反らせて、悪戯な猫のような瞳で、僕の表情を読み取ろうと覗き込む。
僕は、彼女の腰を引き寄せ、まだよく見ていなかった彼女のお尻を、手で見るかのごとく探った。
彼女の腰が、ぎこちなく動くと、僕の先端は、彼女の壁に擦れ、どんどん敏感になって膨らんでいく。
僕の反応がわかると、彼女は、確かめるように動きだした。
彼女が舌を突き出して、僕の胸から鎖骨、首を這い上がり、
僕は、それが口の中に戻ってくるのを待っているのに、わかってやってこない。