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夢…獏の喰わぬ夢
第5章 夢の中
ピチャッ…ピチャッ…

根元からゆっくりと舐め上げられていたのに、
僕の反応で察したのか、
エラの張り出た境目を舌先を細かく動かして攻められる。


あぁ…あぁ…もぅ…

彼女が優しく微笑み、僕の目を覗くようにしながら、
舌先で溢れた蜜を絡め取り、それを撫で付けるように、先の拡がった部分を刺激した。


彼女は猫のような瞳で、恥ずかしい僕を見つめ続ける。

ピチャピチャピチャッ…

あああっ…もうっ…

ギュウッとシーツを握り込む。

その絶妙なタイミングを図り、彼女はボクを口内に迎え入れたのだ。

はぁあ…はぁあ…
あんまりされたら、出してしまうよ。

温かい口内の感触は、また新鮮で、彼女もわかっているのか、クワエたままコクリと頷いて、それ以上刺激せず、かつ、維持させるべく、ゆっくりとしたストロークを続ける。

僕は彼女の髪を撫でながら、

「それに、された分、激しく返してしまうと思うよ?」

ちょっと脅かした。


彼女は動作を止めずに微笑み、僕に目を合わせて、挑戦的な瞳を投げつけた。

ああっ…温かくて…気持ちいいよ…

彼女の髪を撫で続ける。
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