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第5章 夢の中

彼女も僕の様子を窺いながら、ペースを加減する。

はぁ…ふぅう…

全てを彼女に委ねた僕は恥ずかしげもなく、顔を上げて空に吐息を放つ。

股間に彼女の存在を感じ、その労を髪を鋤きながら…

ｼﾞｭﾌﾟｼﾞｭﾌﾟ…ﾁｭﾊﾟｯ…ﾁｭﾎﾟﾝ…

硬度の上がるソレを楽しみながら弄ぶ彼女に堪らなくなり、

ｸｩｩｩ…

仔犬のような情けない声を漏らし、彼女の脇下を抱え上げてベッドに座らせる。

ちょっとやりすぎたかな？と舌を出す彼女を置いて、クローゼットから用意していたものを取り出した。

｢次は僕の番だから…｣

彼女の後ろに回り、腕を上げて肘を掴み、頭の上で肘から先を組ませる。

上体を無防備に晒す姿勢となった彼女に口づけし、

｢動いちゃいけないよ。｣

同じ命令を返して、抑えていた手を離す。

彼女は頬を赤らめながらも、言われた通りに腕を頭上で組んだまま、怯える小動物のようにしてじっとしていた。

同じように後ろから彼女を囲み、自分の脚の間に彼女を座らせる。

つつぅう…と彼女の脇腹を指で辿り下りながら、項を舐めた。


はぁんんん…

美しい音色が漏れる。