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禁断背徳の鎖・絡み交錯する運命の赤糸
第11章 旧友との会合



今、美紀を手元に置いてしまったら…
諦めようと努力している心が、どうなってしまうか分からない。


この腕に閉じ込め、私しか見えなくさせ…
それはある意味、吉田春夫と同じ事。


これ以上、私のせいで美紀を苦しめたくない。



「すまないが、それには同意しかねる…
私をも拒絶した美紀が、素直に此処で療養するとも思えないからね」

「そうか‥そうだな…」


苦しい言い訳だと私自身ですら思うが、私は美紀と離れていた方が良い‥お互いの為にも。



「それで、どうやって医者を?」


倉原は素直に頭を切り替えてくれたようた…
その事にホッとしている私が居る‥すまないと思いながらも……



「医者と話をして、適切な薬を送る…
郵送の方が良いか‥その方がサプリメントらしい、後どう飲ますかは倉原に掛かって来る‥出来るか??」

「はっきり返事は出来ない…
私達の言う事を聞くかどうか……」


渡しても、飲まなければ意味は無いか……


「そうだな………」


何か良い方法はないか??


悟られず、サプリメントとして飲んでくれる方法。



「・・・・・
直接・・・」

「えっ??」

「直接、美紀宛てに送る、商品サンプルだと…
それぐらいのダミー会社なら簡単に作れる、後は試供モニターとかなんとか理由を付ければ……」


その程度なら造作も無い、ダミー会社1つ置いて、そこから薬を送り、モニターだと信じてくれれば構わない。



「簡単に言うんだな」

「伊達に会長なんかやってはいない、名前だけの空っぽの会社の1つや2つ、簡単に作れなければ世の中は渡っていけないよ」



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